凪(なぎ)を求めて

居宅で介護サービスを受けている要介護者の家族によるブログ

ケアマネ絶対王政

「なぜケアマネはあんなに偉そうなのか」という声をよく見かけるけれど、我が家のケアマネも残念ながらそういうタイプで、自分の引いたレールを事前に何の相談もなく一方的に利用者側に押し付けるのが当たり前という感覚でいるようだ。

新たな介護サービスを追加する時も、用具をレンタルする時も、ほとんど事後承諾に近い状態で、「今度からこうしますから」と突然電話が一本かかってくるだけ。で、こちらから説明を求めても、十分な説明ができない。サ担もただ単にご神託(ケアプラン)を授かる場になっていて、対等かつフランクに意見のやり取りができる雰囲気ではない。

あまり介護に主体的に関わろうとしない利用者家族の場合、そういうワンマン型のケアマネでも何の問題もないのかもしれないが、契約の上できちんとクライアントに説明をしたり同意を得るのは本来当然のことであって、そういう基本的な部分がおろそかでもまかり通るのが介護業界なのかなあ、と思うと実に憂鬱な気分にさせられるのだった。

相性の合う、頼りにできるケアマネがいる人が本当にうらやましい。