凪(なぎ)を求めて

居宅で介護サービスを受けている要介護者の家族によるブログ

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

コントロールしづらい「困難ヘルパー」

無駄に気が強い 人の言うことを聞かない 自分流のやり方にこだわりが強すぎて柔軟性がない ベテランであることを極度にアピールしたがる 典型的にはこんな特徴の人物が、扱いに困るケースが多い。若手にもオバヘルにも居るけど、まだ若手のほうがクレームを…

介護保険制度の本質は「『措置』の民営化」だ

行政による措置制度だった頃の介護サービスは、厚生労働省の文書によれば「行政窓口に申請し、市町村がサービスを決定」するもので、自治体によって措置として行われていたようだ。いっぽう、現在の介護保険制度は「措置から契約へ」といわれ、同文書によれ…

やればやるほど報われない

要介護者本人のために、この家のために、自分たち自身のために、私が尽力しようとすればするほど、事業者側との摩擦が起こる。医療側と介護側の足並みの不揃いが起こる。すべてが裏目に出る。関われば関わるほど不幸になる。こんな介護制度に誰がした。

ケアマネ不要論に反対しているのはケアマネばかり

ネットでケアマネ不要論について検索してみると、そうした議論の概要や経緯よりも前に、介護関係者(とりわけ介護職出身のケアマネたち)が、蜂の巣をつつかれたような大騒ぎをしているのがわかる。まあそりゃそうだろう。せっかく只のヘルパーから、なんだか…

介護における「利用者のため」という言葉の偽善性

私はこれまで、介護業者による理不尽をいくつか目の当たりにしてきた。そのいずれにおいても、何かにつけて「それが利用者のためなのだから」という言い訳が、時には暗に、時にはハッキリと、水戸黄門の印籠のように使われてきたのだが、それは何のことはな…

なぜケアマネは、自分の思い通りにならないと気が済まないのか

基本的にケアマネージャーというのは、全て自分の思い通りに事が運ばないと気が済まない、と思っていて間違いないように思う。 しかし本来これはおかしな話で、いったい誰のための介護なのだろうか。ケアマネや事業所が満足するための介護では困るのだ。 現…