凪(なぎ)を求めて

居宅で介護サービスを受けている要介護者の家族によるブログ

なぜ玄関ドアを無断で開けようとする介護関係者が多いのか

普通、他人の家を訪れる来客者というものは、まず玄関のインターフォンを鳴らして、その場で待機する。それを受けて、家の者がインターフォンを通じて来訪者が誰なのか確認し、家の者がドアを開けて応対する。
これがごくごく一般的な、普通の流れだと思うのだが、困ったことに介護の人達には、こうした常識が通用しないことがたびたびある。

というのも、訪問介護などの居宅系介護サービス事業者の中には、インターフォンを押す前に自らドアを開けようとする者(施錠されてるので開きません)、インターフォンで名前を名乗った直後に自らドアを開けようとする者(だから施錠されてるっつうの)が、少なからず見受けられるのである。
なぜ介護関係者は、家の者がドアを開けるのを待つことが出来ないのだろうか?

とくに特定の事業所に偏ってそういう人が存在しているわけではなく、わりとどこの事業所にもそういう人がチラホラいるので、それが介護の世界では半ば当たり前のことになってしまっているのだろうか。
おそらく日中独居の寝たきり利用者の家を訪問する機会が多いという事情が背景にあるのだろうとは思うが、それにしてもギョッとさせられる。

これは「介護の常識は世間の非常識」の一例だと思う。